意地悪い
いじわるい
形容詞
標準
ill-natured
文例 · 用例
胸から咽喉へかけて意地悪い痩せこけて骨張った手が捏ねくり廻しているようだ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
」と云いながら画かきはまた急に意地悪い顔つきになって、斜めに上の方から軽べつしたように清作を見おろしました。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
月が俄かに意地悪い片眼になりました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
もしもほんの少しのはり合で霧を泳いで行くことができたら一つの峯から次の巌へずいぶん雑作もなく行けるのだが私はやっぱりこの意地悪い大きな彫刻の表面に沿ってけわしい処ではからだが燃えるようになり少しの平らなところではほっと息をつきながら地面を這わなければならないと諒安は思いました。
— 宮澤賢治 『マグノリアの木』 青空文庫
数へ年の四つにしかならない子供の腕にも、こんな時には癪にさはる程意地悪い力が籠つてゐた。
— 有島武郎 『An Incident』 青空文庫
ヒステリーは治つたが、左の口尻がつり上つたきりになつて、底意地悪い顔付に見える母も、頬だけは美しい血の色を見せながら、痩せて蝋のやうな皮膚の色の兄も、跛足でしなびた小さい哲も、家の中に暖かみと繁盛とを齎らす相ではなかつた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
然しこの恥ばかりは、焔の舌先に一々意地悪い曲りくねった鉤が付いて居て、もしこれに触れるものなら、心の皮膚は紫に爛れ込んで仕舞います。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
」と云ひながら画かきはまた急に意地悪い顔つきになつて、斜めに上の方から軽べつしたやうに清作を見おろしました。
— 宮沢賢治 『かしはばやしの夜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は口元に意地悪い笑みを浮かべて、ライバルの失敗を冷ややかな目で見つめていた。
幻辭AI · gemini-2.0-flash
「そんな意地悪いことばかり言わなくてもいいじゃない」と、妹は目に涙を浮かべて言い返した。
幻辭AI · gemini-2.0-flash
記者から投げかけられた意地悪い質問を、彼女は巧みな話術ですり抜けた。
幻辭AI · gemini-2.0-flash
運命というものは時として、懸命に生きる人々に対して意地悪い仕打ちをすることがある。
幻辭AI · gemini-2.0-flash