取り持つ
とりもつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-他動詞
標準
to act as a go-between (for)
文例 · 用例
なんだか雨男になつたみたいですなと私は苦笑して、返すために持つて行つた傘をその儘また借りて帰つたが、その傘を再び返しに行くことはつまりはその町を訪れることになるわけで、傘が取り持つ縁だと私はひとり笑つた。
— 織田作之助 『木の都』 青空文庫
よし来た、むっちりした柔い白い腕へプスリ……、これがそもそも馴れ染めで、ヒロポンが取り持つ縁でさアね」「じゃ、あんたのヒロポンは承知の上じゃないか」「そうなんですよ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
火事が取り持つ縁とは、とんだ八百屋お七だ。
— 熊の死骸 『半七捕物帳』 青空文庫
小作人のために村長が小作田を取り持つといふことはどうもなあ。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
けれども、彼は自己の欲望よりも、彼女を社長に取り持つというほうに重きを置いていた。
— 合作の四 『五階の窓』 青空文庫
松山さんは、殊の他、御機嫌で、「村の祭が、取り持つ緑で――」という、卑俗な歌を、口ずさんでいましたが、ぼくの寝姿をみるなり、「オリムピックが取り持つ縁で、嬉しい秋ちゃんとの仲になり」と歌いかえてから、沢村さんと顔見合せ、ゲラゲラ笑いだしました。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
「もし岩殿に霊があれば、俊寛一人を残したまま、二人の都返りを取り持つくらいは、何とも思わぬ禍津神じゃ。
— 芥川龍之介 『俊寛』 青空文庫
だから却って、正吉の歿後五十日のこの宴席を取り持つのは、当り前だと言えないこともありませんでした。
— ――近代説話―― 『乾杯』 青空文庫
作例 · 標準
共通の友人が間を取り持ってくれたので、喧嘩していた彼ともようやく仲直りできた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
社長が自ら労使の交渉を取り持つことで、ストライキの回避が決まった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「よろしければ、私がその縁談を取り持ちましょうか」と恩師が申し出てくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
to entertain (guests)
作例 · 標準
遠方から来た賓客を丁寧に取り持つため、最高級の料亭を予約しておいた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は誰に対しても分け隔てなく、丁寧に取り持つことができる稀有な人物だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
慣れない海外での接待だったが、現地のガイドがうまく取り持ってくれて助かった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview