有ろう事か
あろうことか
表現
標準
of all things
文例 · 用例
われを忘れて仰いでいると、あろうことか、いびきの音がきこえて来た。
— 織田作之助 『星の劇場』 青空文庫
」と私が言うと、「あろうことか、署名までタイプ打ちだ。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
」「すぐ思いついたのは、あろうことかバニスタが問題を勝手に見てしまったのではということで。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
他方で、ある人物があろうことか部屋に立ち入ってしまい、そしてその日に限ってたまたま問題が机の上にあった、こんな偶然も考えられない。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
その夫を、あろうことか、あるまいことか――」「よし、それでわかりました。
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
においをかいでみましたら、娘が好んで日ごろ使っておりました丁子油の髪油がかおりましたゆえ、こりゃ、どっちにしてもただごとではあるまいというので、急に騒ぎだしましてな、所々ほうぼうと人を派して、だんだんと捜すうちに、あろうことかあるまいことか、深川の先で死体となって揚がったのでござります。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
三人はタイを締め、あろうことか、上着まで着ている。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
自分たちが学校の看板をとって投げすてたその溝川へ、あろうことかA部隊と大書した板が投げこまれているではないか。
— 宮本百合子 『結集』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日有ろう事かについて考えている。
有ろう事かという言葉は日本語で重要だ。
彼は有ろう事かの意味を理解している。
この文には有ろう事かが含まれている。