ボン
ボン
名詞頻度ランク #7093 · 青空 289 例
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文例 · 用例
ちょうど『美しいシャボン玉』を壊さないように、注意に注意して気をつけましたと、未亡人となった夫人が後で言っている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
いいえ、お逢いしたことは無いのでございますが、私が、その五、六日まえ、妹の箪笥をそっと整理して、その折に、ひとつの引き出しの奥底に、一束の手紙が、緑のリボンできっちり結ばれて隠されて在るのを発見いたし、いけないことでしょうけれども、リボンをほどいて、見てしまったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
「姉さん、あの緑のリボンで結んであった手紙を見たのでしょう?
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
レンコオトも帽子もなく、天鵞絨のズボンに水色の毛糸のジャケツを着けたきりで、顔は雨に濡れて、月のように青く光った不思議な頬の色であった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
廊下を出たら、大隅君がズボンに両手を突込んで仏頂面してうろうろしていた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
一丁ばかり先の練瓦建の家が、泳いでゐる緋鯉のやうに、ボンヤリトキ色に見える。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
良子は机の上に振り向くと、家の中は暗くつて、机の上に池の中の鯉や舟を、縁に立つて見てゐる二人の男の子の描かれた挿絵がボンヤリ出てゐる。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
それも忘れてゐたが、やがてボンヤリ思ひ出せるやうな気がした。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
(電話で)「ボン、聞いてる?」と彼は急に話し始めた。
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(友人同士で)「今日の夜は飲みに行こう、ボン?」と誘われた。
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(親しい間柄で)「ボン、もう時間だよ。」と母が呼んだ。
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