熊皮
くまかわ
名詞
標準
文例 · 用例
『琅邪代酔編』巻二に、後漢の時、季冬に臘に先だつ一日大いに儺す、これを逐疫という、云々、方相氏は黄金の四目あり、熊皮を蒙り、玄裳朱衣して戈を執り盾を揚ぐ、十二獣は毛角を衣るあり、中黄門これを行う、冗縦僕財これを将いて以て悪鬼を禁中に逐う、云々。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
舅この敷物は北国より到来せし熊皮にて候といえば、聟|撫で見てさてさて所柄とてよき御皮なり、さて思い出しました、妻も宜しく御言伝申し上げますとあるは、熊皮は毳々たらぬがその色を以て聯想したのだ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
仏経や南欧の文章に美人を叙するとて髪はもちろんその他の毛の色状を細説せるを、毛黒からぬ北欧人が読んで何の感興を生ぜぬは、自分の色状と全く違うからで、黒熊皮を見ても妻を想起せぬのだ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
熊皮外套かなんか着込んだ獣が、君らをさんざん掠めた挙句に、茶代に十五コペイカ玉を一つ投げる。
— ГУСЕВ 『グーセフ』 青空文庫