猪勇
ちょゆう
名詞
標準
reckless courage
文例 · 用例
胆を以て、腕を以て、あの向う傷に物を言わせて、力ずくにこれを押し破ったならば破って破れないことはないが、そのため怪我人を出し、血を見るような事になったら、他の猪勇に逸る旗本なら格別、わが早乙女主水之介には出来ないのです。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
ゴルトン法に従つて私は私の知るかぎりの先々代を想像すると、痴愚と滑稽と猪勇と怯懦とがの配率をもつて露はに算えられた。
— 牧野信一 『剥製』 青空文庫
自分の生を愛する気持から来る、自由な真摯な意志は、人に不撓な勇気を与えると共に、無謀笨粗な猪勇を排し去る。
— ――地方の青年へ―― 『生活について』 青空文庫
わが武士道においてもかくのごとき勇気をもって猪勇と称し、深く尊敬しなかったものである。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
が、秀吉は、そのつけ目だけを利用して、これらの万夫不当や、扱い難い猪勇の同僚を、敢えて麾下に見るの冒険を試みているほどの無分別でもない。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は猪勇の精神で、困難なプロジェクトを成功に導いた。
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猪勇だけでは解決できない問題もある。
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若い頃は猪勇に満ち溢れ、向かうところ敵なしだった。
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