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営庭

えいてい
名詞
1
標準
open space within a barracks compound
文例 · 用例
若ものたちは、送ってきた親や、同志たちと、営庭で別れる。
黒島傳治 入営する青年たちは何をなすべきか 青空文庫
給料を一文も費わないばかりか、営庭の掃除の時に見付けた尾錠や釦を拾い溜めては、そんなものをなくして困っている同僚に一個一銭|宛で売りつけて貯金をする。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
耳を澄ましていると、靴音は段だん高くなって、衛門の前へ来たが、そこになると靴音は一段と高くドッ、ドッ、ドッと歩調を取るようにして営庭へ入って往くのであるが、無論何も見えない。
田中貢太郎 戦死者の凱旋 青空文庫
兵士はうやまひあつし竹刀とりお前にとうと声|徹り撃つ激しくうちあふ竹刀眼には入れこの畏こさに面も小手もわかず営庭にて三聯隊の兵全部凹形に整列し、隊歌を合唱す。
北原白秋 白南風 青空文庫
営庭の老木の桜過ぎにけりわれは立ちつくす光る真土に立ち待つと心澄みゐる昼さなか兵あらはれて来り列竝むわが前に歩兵第三聯隊竝び立ち隊歌うたふと声大いにあがる葉ざくらは風やや強し耳とめて宮の御声を聴きまつらくは夜宴あり。
北原白秋 白南風 青空文庫
健児社の連中は、広い営庭の遥か向うの獄舎に武部先生が繋がれている事をどこからともなく聞き知った。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
毎日毎晩、今か今かとその時機を待っているうちに或る朝の事、霜の真白い、月の白い営庭の向うの獄舎へ提灯が近付いてゴトゴト人声がし始めたので、素破こそと皆|蹶起して正座し、その方向に向って両手を支えた。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
」 中尉の号令を待ちかねていたかのように、部隊はサッと小暗い営庭に整列した。
海野十三 空襲警報 青空文庫
作例 · 標準
兵士たちは、毎日営庭で訓練を行っていた。
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古い軍隊の記録には、営庭での行進の様子が記されている。
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夏の日差しが、広々とした営庭に照りつけていた。
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