贈従
贈従
名詞
標準
文例 · 用例
定基は大江|斉光の子で、斉光は参議|左大弁正三位までに至った人で、贈従二位大江|維時の子であった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
その上、為世の女(贈従三位|為子)は後醍醐天皇の側近に侍し、その腹に尊良親王・宗良親王のような英邁の皇子がお生れになっている。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
為世の女贈従三位|為子腹の宗良親王は『新葉集』の撰者、吉野朝の柱石であられるが、それに親近して吉野朝の右大臣まで昇った花山院長親の『耕雲口伝』に次の一文がある、肝要はたゞ数寄の志一つなり。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
彼の子為道・為藤・為冬・贈従三位為子みなこの世の人でなく、孫の為定もすでに五十一、為明は四十四、為重は十四であった。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
さて宗良親王は後醍醐天皇第五皇子、為世の女遊義門院権大納言|典侍、いわゆる贈従三位為子の腹で、後村上天皇よりは兄君である。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫