麭
こなもち
名詞
標準
round dumpling (made of rice flour, etc.)
文例 · 用例
ソーダの瓶と菓子|麺麭の籠とが縞のエプロンの上で日の光を受け止めている。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
(明治四十年十一月十一日『東京朝日新聞』) 三十六 ドイツの製粉研究所 ドイツ人がすべての工業の発達を計るためにその根本たる科学的の研究に注意する事は今に始めぬ事だが、今度また麺麭粉の研究所を新たに設立し既設の製糖並びに醸造研究所とともに三幅対を作るそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
また麺麭製造部もあって大仕掛けの研究をやるようになっている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
この設立に際して農務省は三十万円ほどの費用を支出し、なお年々保護を与えるはず、そしてドイツの製粉組合や製麭組合等の合同で維持して行くとの事である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
貯蔵、製粉、製麭に関するあらゆる科学的並びに実用的の研究をする外、なお広く民間の需に応じて雑穀、粉、麺麭等の分析等をするそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
麺麭と肉やサラドの盛つた皿が備へてあつた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
「一餐の時に一品、即ち麺麭なら麺麭、野菜なら野菜と云ふのが定めです。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
彼は、丘を登りしなに、必ず、パンか、乾麺麭か、砂糖かを新聞紙に包んで持っていた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
作例 · 標準
古来、祭りの供え物としてこなもちが作られた。
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郷土料理の店で、珍しいこなもちを味わった。
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昔話には、旅人がこなもちを携えて旅をする場面がよく出てくる。
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