群青
ぐんじょう
名詞頻度ランク #41879 · 青空 144 例
標準
ultramarine
文例 · 用例
いかに泰子、いまこそは暮るる籬や群青の空もしづかに流るころ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
例えば一見甚だ陰鬱な緑色のセピアとの配合、強烈に過ぎはしないかと疑われる群青と黄との対照、あるいは牡丹の花などにおける有りとあらゆる複雑な紫色の舞踏、こういうようなものが君の絵に飽かざる新鮮味を与え生気を添えている。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
げにもひかりの群青や、 山のけむりのこなたにも、鳥はその巣やつくろはん、 ちぎれの艸をついばみぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
早池峰の西どなりの群青の山の稜が一つ澱んだ白雲に浮き出した。
— 宮沢賢治 『山地の稜』 青空文庫
あちこちの木がみなきれいに光り山は群青でまぶしい泣き笑いのように見えたのでした。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
) 老人は眉を寄せてしばらく群青いろに染まった夕ぞらを見た。
— 宮沢賢治 『泉ある家』 青空文庫
中に咲いたやうな……藤紫に、浅黄と群青で、小菊、撫子を優しく染めた友染の袋を解いて、銀の鍋を、園はきら/\と取つて出た。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
海を隔ててはるかの向こうに群青色の山々が異常に高くそびえ連なっている。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
作例 · 標準
彼女が描く風景画の空は、吸い込まれるような美しい群青で彩られていた。
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古い寺院の壁画には、高価な天然の群青が贅沢に使われている。
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沈みゆく夕日の対極にある東の空が、深い群青へと染まっていった。
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