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広小路

ひろこうじ
名詞
1
標準
broad street
文例 · 用例
だんだん薄暗くなって色々の灯でいろどられてゆく上野広小路の雑沓の様子を見おろしていたのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
広小路の松坂屋へはいって見ると歳末日曜の人出で言葉通り身動きの出来ない混雑である。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
小さな不連続線が東京へかかったと見えて、狂風が広小路を吹き通して紳士の帽を飛ばし淑女の裾を払う。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
上野広小路の喫茶店へはいった。
寺田寅彦 千人針 青空文庫
一週間も田舎へ行っていたあとで、夜の上野駅へ着いて広小路へ出た瞬間に、「東京は明るい」と思うのであるが、次の瞬間にはもうその明るさを忘れてしまう。
寺田寅彦 破片 青空文庫
ちょうど中橋広小路の辺へ来た時に、上がったのは、いつものただの簡単な昼花火とはちがって、よほど複雑な仕掛のものであった。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
彼は斯うしてここに半日晒しものにした上で、棒しばりにして広小路は勿論、馬道から花川戸のあたりまで、引き廻してあるくのであると彼等は云った。
鬼娘 半七捕物帳 青空文庫
二十年も前であつたらう、桃川燕林が上野広小路の吹ぬきといふ寄席で次郎長の伝を演じた。
幸田露伴 侠客の種類 青空文庫
作例 · 標準
名古屋の広小路通は、かつて火災の延焼を防ぐための空き地として作られた歴史がある。
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上野の広小路界隈は、多くの買い物客や観光客でいつも賑わっている。
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祭りの日、広小路にはたくさんの屋台が並び、威勢の良い掛け声が響き渡る。
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ウィキペディア曖昧さ回避

広小路(ひろこうじ)とは、江戸時代以後に設置された幅の広い街路のこと。もとは江戸幕府が明暦3年(1657年)の明暦の大火をきっかけに推進した火除地の一種として上野や両国などに設置され、続いて3年後の万治3年(1660年)に大火にあった名古屋にも同様の通りが設置された。火災の類焼を食い止める役割を果たした。また、広小路に沿って火除土手(ひよけどて)が設けられたが、今日では失われた場所も多い。 のちに各地に広まって同様の趣旨をもった通りを「広小路」と称するようになった。江戸時代から昭和戦前までに名付けられた街路のため、太平洋戦争後の復興で広小路よりさらに広い街路を持つ都市も少なくない。

「広小路」の名を持つ道路
「広小路」の名を持つ地区
「広小路」に由来する駅名
関連項目
出典: 広小路 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0