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点灯夫

てんとうふ
名詞
1
標準
lamplighter
文例 · 用例
夕暮時に脚立を担いだ点灯夫が、蝙蝠のやうに駆け廻つて灯を入れてゆく門々の瓦斯灯がもはや細々として今にも消えかゝりさうな時刻であつた。
牧野信一 サクラの花びら 青空文庫
灯火の斑点で黄昏時の薄暗い街にポツポツ点を打ちながら駆けて行く点灯夫ですら、今宵をどこかで過すために好い着物に代えていたが、その点灯夫ですら精霊が通りかかった時には声を立てて笑ったものだ――聖降誕祭の外に自分の伴侶があろうとは夢にも知らなかったけれども。
A CHRISTMAS CAROL クリスマス・カロル 青空文庫
そして、この附近の者が誰一人も点灯夫に我慢がならないことは不思議なくらいだった。
上巻 二都物語 青空文庫
日が暮れて、点灯夫がそれを下し、火を点じて、また吊し上げると、弱い光を放っている数多の仄暗い灯心が、病みほうけたように頭上で揺れ動いて、あたかも海上にあるようであった。
上巻 二都物語 青空文庫
なぜなら、この界隈の痩せこけた案山子たち★が、する仕事もなく腹を空かしながら、永い間点灯夫のすることを眺めているうちに、その点灯夫のやり方を改良して、自分たちの境涯の暗闇を明るくするために、その滑車綱で人間をひっぱり上げようという考えを思い付く★時が、やがて来ることになっていたからである。
上巻 二都物語 青空文庫
その点灯夫のやり方を改良して…………  革命の時に、街灯柱を絞首台代りにして、民衆の敵を滑車綱で吊り上げて絞殺したのである。
上巻 二都物語 青空文庫
点灯夫はいつものとおりやってきて、ちょうど七番地の家の正面にある街灯に火をともして、また立ち去っていった。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
作例 · 標準
『星の王子さま』には、一分ごとに街灯を点けたり消したりする点灯夫が登場する。
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ガス灯が普及していた時代、夕暮れ時になると点灯夫が街に現れた。
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電気が普及する以前のロンドンの夜景は、点灯夫たちの手によって守られていた。
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