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ぼやっと

ぼやっと異読 ボヤっと
副詞動詞-サ変
1
標準
absentmindedly
文例 · 用例
」「なんだがお日さんぼやっとして来たな。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫
神職は留守じゃが、身が預る、と申したのが、ぼやっと、法螺の貝を吹きますような、籠った音声。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
火の奴め、苦なしでふわふわとのしおった、その時は、おらが漕いでいる艪の方へさ、ぶくぶくと泳いで来たが、急にぼやっと拡がった、狸の睾丸八畳敷よ。
泉鏡花 海異記 青空文庫
まあ、のめり込んだ御堂の中に、月にぼやっと菅笠ほどの影が出来て、大きな梟――また、あっちの森にも、こっちの林にも鳴いていました――その梟が、顱巻をしたような、それですよ。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
野太く、図抜けた、ぼやっとした、のろまな、しかも悪く底響きのするのに変って、 ……おのれら!
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
どうして主人には彼が道草食ってゐるのがわかるのか、藤一郎にはわからなかったが、「君は一体此頃ぼやっとしてるぞ。
原民喜 少年 青空文庫
中天にぼやっとした散光をにじませ、その光はあっても地上はまっ暗なのだ。
有尾人 人外魔境 青空文庫
やがて、頬をさすような冷たい霧が消えたむこうに、まるで岬をみるような山|襞が隠見しはじめ、と思うまに、はるかな雲層をやぶって霧が峰とでもいいたいような、ぼやっと白けた角のような峰があらわれた。
天母峰 人外魔境 青空文庫
作例 · 標準
彼はぼやっ*/とした表情で、窓の外を眺めていた。
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授業中、彼はぼやっ*/としていて、話が全く頭に入ってこなかった。
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「え? 何か言いました?」と、彼はぼやっ*/と尋ねた。
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