文士連
ぶんしれん
名詞
標準
the literary set
文例 · 用例
二十餘年前、佛國里昂の勞働者の爆彈騷ぎに關係せる嫌疑で入獄した際、歐州各國の第一流の學者、文士連署して佛國大統領に陳情し、世界の學術の爲めに彼を特赦せんことを乞ひ大統領は直ちに之を許しました。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
官等にいたっては(それというのも、わが国では何はさて、官等を第一に御披露しなければならないからであるが)、いわゆる万年九等官というやつで、これは知っての通り噛みつくこともできない相手をやりこめるというまことにけっこうな習慣を持つ凡百の文士連から存分に愚弄されたり、ひやかされたりしてきた官等である。
— ニコライ・ゴーゴリ 『外套』 青空文庫
梅が香や都を擧る文士連と書きつくれば、傍らなる小川煙村、『これは恐れ入つた』と冷笑す。
— 大町桂月 『町田村の香雪園』 青空文庫
これは『ホトトギス』の関係から広く文士連を招待されたので、見所も満員となった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
勿論、彼等と交際はしていたし、水曜日の横田の書斎へも二三度顔を出したことはあったが、学校を途中で止して、文士連中の臀にばかりくっついて歩いていたので、自然と彼の生活はその大部分が、彼等の視野の外にはみ出していた。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
さて文士連と何の触接点があるかと云うと、当時流行のある女優を、文士連も崇拝しているし、中尉達も崇拝しているに過ぎない。
— ダウィット Jacob Julius David 『世界漫遊』 青空文庫
彼が亡くなって間もなく、新宿のどこかの料理屋で、田山以後の新しい文士連中が、田山君のためと称して集まったことがあった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
時に、政治的には勤王党だの、佐幕党だのという呼び声が高かったものだから、この文士連もそれを真似て、政党気分になったかも知れない。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、文士連が集まって文学談義に花を咲かせたものだ。
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彼は、その時代の文士連の間で、才能を高く評価されていた。
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文士連のサロンは、新しい芸術思潮の発信地となっていた。
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