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来東

らいひがし
名詞
1
標準
文例 · 用例
ははは、元来東洋の形勢日に非なるの時に当って、植込の下で密会するなんざ、不埒至極じゃからな。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
来東京に大阪に将た神戸に、妾は表面同志として重井と相伴い、演説会に懇親会に姿を並べつ、その交情日と共にいよいよ重なり行きぬ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
こんなやり方は如何にも勝元らしく、爾来東軍は行在所守護の任に当って、官軍と呼ばれ、西軍は止むを得ず賊軍となった。
菊池寛 応仁の乱 青空文庫
来東国を吾妻の国というと見える。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
又実際その通りであるが、只その風がバラック以来東京の全市に拡がっただけが昔と違うのである。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
地中海にある仏国ツウロン港の例にならい、ややその規模を縮小し、製鉄所、ドック、造船場、倉庫等の従来東洋になかった計画がそこに起こり始めていたのだ。
第一部下 夜明け前 青空文庫
」 そういう意味のことが書いてあったのを思い出し、彼は幸子のため凋れた気持ちを何より先ず慰めてやりたかったが、生れて以来東京で育って離れたことのない妹に、お前の故郷はここの東京だと教えたとて、東京を故郷だと思えない心に向って何んと説くべきか、彼にはそれもパリ以来の気がかりなことの一つだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
来東亜連盟の完成した日は、即ち連邦となる日と言うべきである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫