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名詞
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標準
文例 · 用例
一時殆んど定形詩派は伏されてしまつた。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
牛糞に汚れ切つたその姿にも冬の居の長さと辛さが裏書きされてゐる。
有島武郎 青空文庫
今月はお金を使いすぎて、居の形なのです。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
彼等はアダの話で夢中なのだがアダがかつて土人街に居していた日本の売笑婦だと云ったり、或るものは自分はヴィクトリア公園の熱帯樹の下を黒奴の中年の紳士と日傘をさして歩いていた彼女を見かけたことがあると真実らしく話して、彼女が洋妾だろうと云う。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
いわんや北国の雪世界はほとんど一年の三分の一を白き物の中に居せざるべからざるや。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
三冬をすれば、天狗恐ろし。
泉鏡花 寸情風土記 青空文庫
三昼夜麻畑の中に伏して、一たびその身に会せんため、一|粒の飯をだに口にせで、かえりて湿虫の餌となれる、意中の人の窮苦には、泰山といえども動かで止むべき、お通は転倒したるなり。
泉鏡花 琵琶伝 青空文庫
昨夜の雨に甲板は流るるばかり濡れたれば、乗客の多分は室内に籠りたりしが、やがて日光の雲間を漏れて、今は名残無く乾きたるにぞ、息したりし乗客|等は、先を争いて甲板に顕れたる。
泉鏡花 取舵 青空文庫