品形
しなかたち
名詞
標準
quality and shape
文例 · 用例
女主人公の熊野を勤めた婦人は、このお腰元に較べていたく品形が劣っていたので、なぜあの瓢箪のようなのがシテをする。
— 泉鏡花 『縁結び』 青空文庫
この根本的な疑問を、それぞれの作家が、どんな歴史の見かたで、どんな歴史のなかで、どんな階級の人として、どんな方法で追究し、芸術化して行ったかが、作品形成の一つの過程である。
— ――若い人に贈る―― 『新しい文学の誕生』 青空文庫
文学作品の、小説なら小説、詩なら詩という、単に作品形式だけを取って見れば、この言葉が示す通り全く形式的なものに過ぎないので、そこには仮に文学的手法の有つ内容はあったとしても、無論夫だけでは何の思想もあり得ない。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
彼は作品を書かないのだから、もし文学と云うものの実質が、さっき云った時出て来たように、作品形式自身の内になどあるのだとすれば、彼は文学者ではあり得ない。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
作例 · 標準
贈り物には、品形ともに優れた最高級の果物を選びたい。
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この骨董品は、古いながらも品形が整っており、価値が高い。
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職人が一つ一つ手作りしているため、どれも品形が微妙に異なり味わい深い。
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