薄明かり
うすあかり
名詞
標準
dim light
文例 · 用例
」 炬火の薄明かりの中へ地主の藤沢が事務所から出て来た。
— 佐左木俊郎 『熊の出る開墾地』 青空文庫
ランプの放つ薄明かりのなか、私はホームズがそこに座っているのを見た。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
霧深い十一月の日の薄明かりだ、病室は陰気な所となり、さらに寝台から私へ向けられた憔悴の顔が、私の肝を冷やす。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
すぐに部屋の窓の位置を確認して、翌朝早く、ホテルの裏通りに立てかけてあった梯子を使って薄明かりのなか、やつの部屋に乗り込みました。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
今朝銀座の玩具屋で十銭で買ってきたのです」 男はちょっと言葉をきって薄明かりにすかして腕時計を見た。
— 平林初之輔 『動物園の一夜』 青空文庫
頭を擡げて、薄明かりで時々小首をかたむけながら相手の顔を見ていた。
— 平林初之輔 『動物園の一夜』 青空文庫
暁の薄明かりと共に再び室内へ帰らうと思つたのだ。
— BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 『復讐』 青空文庫
雪が歇つて薄明かりのさしてる中を長い雲が走つてゆく。
— 十一谷義三郎 『静物』 青空文庫
作例 · 標準
例句