三部経
さんぶきょう
名詞
標準
three main sutras (of a school of Buddhism)
文例 · 用例
昨日、山口では、俳句講座と浄土三部経とを預けて郵税を借りたが、S奥さんに対談しつゝある自分の姿を思ひだすと、それは苦笑に値するばかりだ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
すなはち翌延宝六年|戊午二月二十一日の吉辰を卜して往生講式七門の説法を講じ、浄土三部経を読誦して七日に亘る大供養|大施餓鬼を執行す。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
千代子が傍で聞いていると、松本は坊さんを捕まえて、三部経がどうだの、和讃がどうだのという変な話をしていた。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
それから、序でに申しますが、あの子の書物には、登山記の外に、法華三部経だの、浄土三部経だの、日蓮の伝記だの、幾冊かの仏教関係の書物がありました。
— 豊島与志雄 『死因の疑問』 青空文庫
経文は普通に使用される三部経のいずれでもなく、華厳経の一部だった。
— 豊島与志雄 『非情の愛』 青空文庫
それは元久元年三月のことで、その時法然は蓮華王院で浄土の三部経を書写せられ、能声を選んで六時礼讃を勤行して、ねんごろに御菩提をとぶらい申された。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
見仏の請によって浄土三部経を法華の如法経になぞらえて書写すべき法則を定められたのもこの時である。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
また、越後蒲原郡のある地方にては、瘧を落とすマジナイに、『浄土三部経』を風呂敷に包んで背の上に負わしむる所がある。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
作例 · 標準
浄土宗において「浄土三部経」は、阿弥陀仏の教えを伝える最も重要な経典とされる。
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三部経を毎日少しずつ読経することで、穏やかな心を持って一日を過ごせるようになった。
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寺院の宝物庫には、平安時代に書写された貴重な三部経の写本が保管されている。
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