幾何学的精神
きかがくてきせいしん
名詞
標準
geometrical spirit (Pascal)
文例 · 用例
なぜかというに、ヒューマニズムに対立する文化意識は幾何学的精神であり、完成と厳粛と明確との硬質を有つものである。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
彼は幾何学的精神と繊細なる精神とを区別して、デカルト風の明白説の不明白な点を、おのずから暴露している。
— 戸坂潤 『認識論とは何か』 青空文庫
で明晰判明なものが幾何学的精神であるとは云えないのだ。
— 戸坂潤 『認識論とは何か』 青空文庫
けれども、とに角、彼には所謂幾何学的精神と繊細な精神はあっても、工学的精神は至極鈍感だということがハッキリ見受けられる。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
(ポール・ロアイヤールの僧院の論理学なるものがあるが、この僧院に暮した一人であるパスカルは、幾何学的精神と繊細な精神とを区別した。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
作例 · 標準
パスカルは「幾何学的精神」と「繊細の精神」の対比を通じて人間の思考様式を考察した。
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その建築家は、機能性と美しさを両立させるため、設計に幾何学的精神を追求した。
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現代美術においては、しばしば従来の枠にとらわれない自由な表現の中に、根底にある幾何学的精神が感じられる。
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彼の戦略は、データに基づいた論理的な分析と、まさに幾何学的精神と呼べる精密さで練り上げられていた。
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