蹴上がり
けあがり
名詞
標準
a kick
文例 · 用例
」 鳥は、ついておいでというように、蘆のなかから飛びだして、南の青いそらの板に、射られた矢のようにかけあがりました。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
それでも、一生けん命、駈けあがりました。
— 宮沢賢治 『さるのこしかけ』 青空文庫
ねずみはくるっと一つまわって、いちもくさんに天井裏へかけあがりました。
— 宮沢賢治 『ツェねずみ』 青空文庫
菊江はそこの傾斜の赭地の肌を駈けあがりながら揮返った。
— 田中貢太郎 『女の怪異』 青空文庫
駕籠屋は兎もかくもその門口へおろすと、大次郎は待ちかねたように転げ出して、その二階へ駈けあがりました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
ぼくたちは艇をとび出して、水を渡って海岸の砂の上に馳けあがり、気のゆるみで二人とも、人事不省に陥った。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
その途端にお妙は傘も包みも投げ出して内へ駈けあがり、屏風を押倒して父の手に取りすがる。
— 岡本綺堂 『俳諧師』 青空文庫
文三さんとやら、さあおはいり」 声に応じて陣幕をかかげ、恐る恐る姿をあらわしたのは、さっき盆地を駈けあがり、天草の部下にとらえられた男、楠右衛門の子の文三であった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
階段の蹴上がり部分に滑り止めを貼った。
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跳び箱の蹴上がりを高くするために、練習を重ねた。
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彼女のダンスは、軽やかな蹴上がりで観客を魅了した。
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