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苦々しい

にがにがしい
形容詞
1
標準
unpleasant
文例 · 用例
とにかくこうなるとせっかくの最初の空想も雲消霧散して残るものは世智辛い苦々しい現実である。
寺田寅彦 雑記帳より(1) 青空文庫
見送りの人々もみな苦々しい顔をしていたなかにその寂しい老人と彼女は重いため息をついていた。
梶井基次郎 不幸 青空文庫
」洋服の男は、これは百姓に入れさせればいゝつもりで、苦々しい笑いを浮べ乍ら次の小屋へやって行った。
黒島伝治 豚群 青空文庫
私は平生アンチヴィヴィセクショニストなどという者に対して苦々しい感じを抱いている。
寺田寅彦 断片(1) 青空文庫
」兄は苦々しい顔をした。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
」 命令に対して、怠慢をつぐなうため、早速銃をとって立ちあがるかと思いの外、彼の部下の顔には、××な、苦々しい感情があり/\と現れた。
黒島傳治 前哨 青空文庫
苦々しい奴だと思っている筆者を皆して引っぱって、重役室に挨拶に行った。
夢野久作 ビール会社征伐 青空文庫
総てこれ等の苦々しい情は、これまで勤勉にして信用厚き小学教員、大河今蔵の心には起ったことはないので、ああ金銭が欲しいなアと思わず口に出して、熟と暗い森の奥を見つめた。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
作例 · 標準
彼の不誠実な態度に、皆が苦々しい思いを抱いた。
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あの時の苦々しい経験は、今でも忘れることができない。
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政治家の汚職事件は、国民にとって苦々しいニュースだった。
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苦々しい(にがにがしい) — 幻辞.com