板長
いたちょう
名詞
標準
head chef
文例 · 用例
」 大通り七丁目の角なる板長屋の一つは、古くから物集北劍の質素な住ひである。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
意地と、色とをごっちゃにして、売っている、泥溝板長屋の富士春を知らねえか」「その啖呵あ、三度聞いた」「じゃあ、新口だよ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
わるいようにはしない……さ、歩いてください」やっと、宇治の町まで連れてきて、女の家をたずねると、「そこ――」と、裏町の穢い板長屋の一軒を指さした。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
」と、別の葉にとまっていたちょうがいいました。
— 新美南吉 『木の祭り』 青空文庫
」 それからつぎつぎと、じゃがいも畑にいたちょうちょうは風にのってきたこころよいにおいに気がついて、「おや」「おや」といったのでありました。
— 新美南吉 『木の祭り』 青空文庫
骨牌と酩酊とのために狂ったように興奮して、私がまさにいつも以上の不埒な言葉を吐いて乾杯を強いようとしていたちょうどこのとき、とつぜん自分の注意は、部屋の扉が少しではあるがはげしく開かれて、外から一人の小使がせかせかした声で呼んでいるのに、逸らされた。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
三張りともに、深川、船宿、於加田、と抜き字の見えるなまめいたちょうちんが、無言のなぞを包んで下男べやの壁につりさがっているのです。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
ちっとばかり、いかもの食いがすぎますぜ」 さかんに伝六が正面攻撃をしていたちょうどそのときでした。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
このフレンチレストランの板長は、伝統的な技法に最新のアイデアを取り入れることで知られている。
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「本日の特別メニューは、板長が市場で仕入れたばかりの旬の魚を使った逸品です。」
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板長は若手料理人に、包丁の研ぎ方から魚の捌き方まで、基礎を丁寧に指導した。
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開店以来、腕利きの板長が腕を振るい、連日満席が続いている。
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