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家形

いえがた
名詞
1
標準
文例 · 用例
プロレタリア独裁の国家形態としてのソヴェト権力は、旧き組織形態と比べて比較にならぬ『力』を持っている。
――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 労働者農民の国家とブルジョア地主の国家 青空文庫
フランス人の現代生活と対比して、一種の啓蒙になるだろうし最も初源的な形において人間を見ることに珍しさがあるかもしれないが、これが面白いなら、家族や私有財産の発生から国家形成に到る過程をかいた古典の面白さは匹敵するどころではない。
一九四四年(昭和十九年) 日記 青空文庫
苔で青くなつた石の手水鉢に家形の置いてあるのがある庭も、奥の室も、静かな静かなものでしたが、店の方には若いお針子が大勢来て居ましたから、絶えず笑ひ声がするのでした。
與謝野晶子 私の生ひ立ち 青空文庫
三 近代国家と演劇政策 芸術家が一般に芸術の目的と使命とを自覚し、意識的に「高い芸術」の創造を目指しはじめたのは、いはゆる文芸復興からであり、国家も亦、政策として、芸術諸部門の健全な育成を心掛けるに至つたのはいづれも近代国家形成以後と見てよからう。
岸田國士 演劇と政治 青空文庫
もとよりかような限界は社会もしくは国家形態によって決定せられるわけであるが、この限界をどこに持来すべきかということが現在の政治の動向を支配する重点であると同時に、これが何らかの転換の気勢を示しながらなお不明に残されていることにおいて民衆の危惧がかかっているのである。
石原純 社会事情と科学的精神 青空文庫
第五十三圖 日本古墳埴輪動物第五十四圖 日本古墳家形埴輪その他 さてこの埴輪はどういふ燒き物かといひますと、細い刷毛目の線のはひつた赤色の素燒きでありまして、人間の像はたいてい二三尺くらゐの高さで、男子もあり婦人もあります。
濱田青陵 博物館 青空文庫
それはごく古い時代にもあつて、その時分はたゞ大きな甕や壺を合せて使つたのですが、後には石棺をまねて、やはり家形に似た大きな棺が出來ました。
濱田青陵 博物館 青空文庫
穴は二つばかりあるが、大きな方の穴の口には、石を以て垣を作つて塞いであるが、それを少し取り除けて中を覗くと、赤や青の彩色ある小さい家形の石棺、或は陶棺、木棺が二十ばかり雜然として並べられ、其の中から白骨が顏を出してゐる無氣味さよ。
濱田耕作 沖繩の旅 青空文庫