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荒縄

あらなわ
名詞
1
標準
straw rope
文例 · 用例
鋭利な解剖刀のような普遍的法則が、それさえあればこの拷問的の荒縄を涙が出る程切りとばしてばらばらにしてやるのに。
断片 小さき良心 青空文庫
男は二十三四で、どこかの武家屋敷の中間らしく、帯のうしろには木刀をさしていたが、両腕を荒縄で固く縛られて、両足を投げ出して、銀杏の木の根につながれていた。
鬼娘 半七捕物帳 青空文庫
)と荒縄の綱を引く。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
」往来を、大きなカボチャを三つ荒縄でくくって背負い、汗だくで歩いているおかみさんがある。
太宰治 やんぬる哉 青空文庫
まだ夏にもならぬのに裾縫の切れた浴衣一枚を荒縄の帯で纏うた、真黒い素跣足。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
撲殺して占め損い、遁げんとして馬丁に見露され、書生のために捕えられて、玄関に引摺込まれし、年老いたる屠犬児は、破褞袍を衣て荒縄の帯を〆め、踵の辺は摺切れたる冷飯草履を片足脱ぎて、花崗石の上に平蜘蛛。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
)宅膳 黒牛の背に、鞍置かず、荒縄に縛める。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
」「いや、」 民弥は、思出したように、室の内を※しながら、「烏金……と言えば、その爺婆は、荒縄で引括って、烏の死んだのをぶら下げていたのよ。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒縄について考えている。
荒縄という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒縄の意味を理解している。
この文には荒縄が含まれている。