踏海
とうかい
名詞
標準
文例 · 用例
踏海の策敗れて下田の獄に繋がるるや、獄卒に説くに、自国を尊び、外国を卑み、綱常を重んじ、彝倫を叙ずべきを以てし、狼の目より涙を流さしめたり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
その人は誰ぞ、踏海の失敗者、野山の囚奴、松下村塾の餓鬼大将、贈正四位、松陰神社、吉田松陰なり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
彼は万里|踏海の策を企てたり、然れども彼はこの際において、兄に面別するに忍びず、兄が寓する長州邸の門前を徘徊して涙を揮い、空しく去れり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫