隠し切れる
かくしきれる
動詞-一段
標準
to be able to conceal
文例 · 用例
とても隠し切れるものでは、ありません。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
早く有体に云って終え」「いつまでも隠し切れるものではないよ」 根岸はネチ/\した調子で続ける。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
」「でも、こんなことは隠し切れるものでもありませんし、わたしは話した方がいいと思いますが。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
「お前の智恵じゃあるまい」「霍乱になる菓子を捨てるくらいの智恵はあるよ」「よしよし、お前は思いの外|悧巧そうだ、がこれは隠し切れる事じゃないよ」 平次はそれっきり手を引きました。
— 御落胤殺し 『銭形平次捕物控』 青空文庫
――ね親分、主人の恥になることだが、隠したって隠し切れるものじゃねえ、みんな言ってしまいますが、――主人の総七は半年この方独り者で、道楽は強いが女には弱い方でした。
— 一枚の文銭 『銭形平次捕物控』 青空文庫
それっきり黙りこくって、四半刻(三十分)もジッとしているんですもの、命より惜しい虎の子だって隠し切れるものじゃありません」 奪い取られた百二十両の惜しさが、身に滲みたものか、女隠居はこの時はじめてポロポロと涙をこぼしました。
— 八五郎の恋 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
「これだけの傷跡を、コンシーラーだけで隠し切れるかな……」と彼女は鏡を見て呟いた。
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嘘を吐いても、君の動揺した目付きを見れば真実は隠し切れるものではないよ。
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都会の喧騒の中に身を置いても、彼が放つ独特のオーラは隠し切れない。
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どんなに工作を重ねても、公文書の改ざんの証拠を隠し切ることはできなかった。
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