形容語
けいようご
名詞
標準
epithet
文例 · 用例
万葉集に玉松という形容語があるが、真に玉松である。
— 伊藤左千夫 『河口湖』 青空文庫
乳の如く斟ぎ牛酪の如くに固め云々とあるは「乳産製造業」の盛なる地方にて初めていわるる形容語である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
彼等は悉く稍風変りな多弁家だが、ボケブユラリに貧しい代りに、瞬時々々に口をついて出る擬物的の形容語を発する才に長けてゐた。
— 牧野信一 『円卓子での話』 青空文庫
例えば「赤きもみぢに霜ふりて」「霜の上に冬木の影をうす黒くうつして」と詠めるがごとき、「もみぢ」の上に「赤き」という形容語を冠せ、「影」の下に「うす黒き」という形容語を添えて、ことさらに重複せしめたるは、霜の白さを強く現さんとの工夫なり。
— 正岡子規 『曙覧の歌』 青空文庫
元禄以来形容語はきわめて必要なるもののほか俳句には用いられざりき。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
しかれども形容語は句を活動せしめ印象を明瞭ならしむるにはこれを用いて効多し。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
しかし、しかし、しかし、行乞中運悪く二度も巡査に咎められた、そこで一句、――巡査が威張る春風が吹く「絵のやうな」といふ形容語がそのまゝこのあたりの風景を形容する、日本は世界の公園だといふ、平戸は日本の公園である、公園の中を発動船が走る、県道が通る、あらゆるものが風景を成り立たせてゐる。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
元禄以来形容語は極めて必要なる者の外俳句には用ゐられざりき。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
シェイクスピアの作品には、多くの詩的な形容語が見られる。
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彼は、人を引きつける形容語を巧みに使う話し手だ。
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批判的な形容語を使うことは、避けるべきだ。
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