多とする
たとする
表現動詞-サ変-する
標準
to appreciate
文例 · 用例
氏はいつでも頭で絵を描いているのを多とするが、しかし頭と心臓と両方が出ないとどこか物足りない。
— 寺田寅彦 『二科会その他』 青空文庫
さうしてそれが凡ての方面に実行を伴つてゐた事を多とする。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
そうしてそれがすべての方面に実行を伴っていたことを多とする。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
獨り奔然一瀉し來る溪泉の水灑々として所在に簾を垂るゝもの、夜色を得て凄凉の氣更らに深きを多とするのみ。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
余は困離なる地図の出版を敢てしたる古人の労を多とするも、一般に其図の内容は出版の年月と伴わざるのみならず、其弊殊に交通不便なる山地に甚しきを以て、古図を引用するに際しては、充分信頼するに足る可きものは格別、さなくば予め其心構あらんことを勧告するもの也。
— 木暮理太郎 『古図の信じ得可き程度』 青空文庫
(一二)天下、管仲の賢を多とせずして、鮑叔の能く人を知るを多とする也。
— 管晏列傳第二 『國譯史記列傳』 青空文庫
帯が博多とすると、これは筑前で九ヶ国。
— 三代目 三遊亭金馬 『噺家の着物』 青空文庫
あなたがこれまでに実施された測量の仕事は、小生の多とするところであります。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫
作例 · 標準
「反対意見を封じ込めるのではなく、建設的な議論の場が設けられたことを多とする。」
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