どたんばたん
どたんばたん異読 ドタンバタン
副詞-と副詞
標準
banging around (e.g. in a fight)
文例 · 用例
赫子が麻川氏と相撲でもとり始めたらしいどたんばたんの音、東京から来た二三人の麻川氏訪問者も交ってわっわの騒ぎだ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
夕方、職場から帰った産業戦士たちが、その道場に立寄って、どたんばたんと稽古をしている。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
書生は玄関どたんばたん。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
扉に身体が附着いて、発奮んで出たが、跨いだ足が、そう苦なしには大穴から離りょうとはせぬので、地獄から娑婆へ踏掛けた体で、独で※いて、どたんばたん、扉の面と、や、組んだりける。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
たぶん、あのしいの木の下のうちですよ」 しかるに、その二階家の前まで行くと、表へいっぱいの人だかりがしているのみか、もうとっくにあばたの敬四郎が手配をつけてほとぼりもさめているだろうと思ってきたのに、案に相違して、中ではまだしきりにどたんばたんとやっているのです。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
「富さんの家で何かどたんばたんという音が聞えたから、どうしたのかと思って駆けつけてみると、富さんは湯あがりの頭からぽっぽっ煙を立てて、その叔父さんという人の胸倉を掴んで、ひどい権幕で何か掛け合いを付けているんです。
— 三河万歳 『半七捕物帳』 青空文庫
一しきり、どたんばたんという音が続きましたが、そのうちに突然ピストルの音がしたかと思うと、それと同時に「うーん」とうめく声が聞えました。
— 小酒井不木 『稀有の犯罪』 青空文庫
暗室の中で、急に犬が啼き出し、どたんばたんという音がしたかと思うと、次の瞬間、今迄神妙に実験の材料になって居た犬が、固定してあった革紐を引きちぎって、暗室の中から飛び出し、あっという間に男の方へ尾を振って駈け寄って行きました。
— 小酒井不木 『新案探偵法』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちが部屋の中でどたんばたんと暴れている。
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上の階からどたんばたんと音が聞こえてくる。
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彼は怒ってドアをどたんばたんと閉めた。
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