胡桃
くるみ異読 クルミ
名詞頻度ランク #17039 · 青空 364 例
標準
walnut (Juglans spp., esp. Juglans regia)
文例 · 用例
そうして、山榛の木、沢胡桃などが、悄然と、荒れ沢の中に散在している。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
「どこかで雨を避けておいで」 と返事をしたまま、私は魚を釣り続けてゐたのだが、堤には小さな胡桃の木以外には生えてゐなかつた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
兄の方が、釣り竿を堤防の石垣の穴にさし込んどいて、「かうして屋根を葺くんだよ」 と云つて、堤の上に乾してあつた乾草を胡桃の枝に渡して、屋根を葺いてやつた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
兄妹は五尺にも足らぬ胡桃の木の下に、二尺角位に乾し草の屋根を葺いて、その下に雫で背中を濡らしながら、木の幹を抱き、向き合つて跼んでゐた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
「飴を塗った胡桃の串刺しはいかが?
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
ラジュウムの雁宮澤賢治青ざめた薄明穹の水底に少しばかりの星がまたたき出し、胡桃や桑の木は薄くらがりにそっと手をあげごく曖昧に祈ってゐる。
— 宮澤賢治 『ラジュウムの雁』 青空文庫
みづから塗れる伯林青の、 むらをさびしく苦笑ひ、胡桃覆へる石屋根に、 いまぞねむれと入り行きぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
あれは通る人の運命を暴露して見せる路だ」 背負い枠の娘はもうその路をあるききって、葉の落ち尽した胡桃の枝のなかを歩いていた。
— 梶井基次郎 『闇の書』 青空文庫
作例 · 標準
パン生地に刻んだ胡桃を入れると、香ばしさと食感が楽しめる。
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冬になると、森のリスたちは胡桃をせっせと集める。
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胡桃の木は大きく育ち、良質な木材としても利用される。
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