乱撃
らんげき
名詞動詞-サ変
標準
random shooting
文例 · 用例
乱撃よ、早鐘急に、甲板は靴音高く、『驚破。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
家の者は弓や射石を投げて巨人を中にとりこめて乱撃した。
— 田中貢太郎 『胡氏』 青空文庫
乱射乱撃、めちゃくちゃに射っても、はずれっこはないのである。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
○『荒鷲』隊が敗れたのを見た、航空母艦『オリオン』と、二十隻の運送船は、やけくそになって、高角砲を乱射乱撃、射って射って射ちまくったけれど、怪物『富士』は、だまっていて、びくともしない。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
銭を与ふるものあれば、乱撃するに、蛙の声、恰も雲鑼を打つが如く、おのづから宮商に適ひて、詞曲の節々明らかに聴き取られぬとかや。
— 蒲原有明 『『聊斎志異』より』 青空文庫
……射手の一手は背後にかくれ、合図があったら乱撃しろ!
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
さしもの寄せ手も、この不意の乱撃に堪らず、たじろいて度を失い、勢いを崩して退いたのである。
— 佐藤垢石 『老狸伝』 青空文庫
全国大会の地区予選の県の大会のそのまた予選の市の大会に、そのまた劈頭の第一予選に乱射乱撃、コテンコテンじゃないか。
— 坂口安吾 『町内の二天才』 青空文庫
作例 · 標準
彼は怒りに任せて、手にした棒で周囲の壁を乱撃し始めた。
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ボクシングの試合終盤、防戦一方の相手に猛烈な乱撃を浴びせる。
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暗闇の中で敵の位置がわからず、むやみに乱撃を繰り返すしかなかった。
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