ヒマラヤ杉
ヒマラヤすぎ異読 ヒマラヤスギ
名詞
標準
Himalayan cedar (Cedrus deodara)
文例 · 用例
藁づとの褪めたる色、ハヒビヤクシンの傾斜面の暗青色の静止――短艇の船腹の如き雲灰白色の別館の上に薄れんとし、ヒマラヤ杉ひとり早春の風に戦ぐ。
— 北原白秋 『春の暗示』 青空文庫
」 曾つて、芥川龍之介君が、仰いで「これは白秋城」だと言つたこの家は、ヒマラヤ杉をあしらつて赤い瓦の屋根を尖らしてゐた。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
藁づとの褪めたる色、ハヒビヤクシンの傾斜面の暗青色の静止――短艇の船腹の如き雲灰白色の別館の上に薄れんとし、ヒマラヤ杉ひとり早春の風に戦ぐ、大きなる魚の青き骨のごとく。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
真中にはヒマラヤ杉が一本植っている。
— 林芙美子 『清貧の書』 青空文庫
奥庭の、ヒマラヤ杉のかげにある日だまりのベンチのところで演劇部のものがクリスマスにやる英語芝居の科白を諳誦していた。
— 宮本百合子 『海流』 青空文庫
うまくいえないが……」 こまかい砂の敷いてある径道を歩きながら、順助は自分のしていることを心づかないで偶然手にふれたヒマラヤ杉の青芽の一つをむしった。
— 宮本百合子 『夜の若葉』 青空文庫
ざつと千坪はあらうと思はれる宏大な庭は、見わたすかぎりの芝生で、その中ほどに互ひに遥か間をおいてヒマラヤ杉が四本、やや不規則な平行四辺形の頂点を形づくつてゐるだけだ。
— 神西清 『灰色の眼の女』 青空文庫
夏から初秋にかけて、昼休みなどにはその四本のヒマラヤ杉の蔭が大賑はひであつた。
— 神西清 『灰色の眼の女』 青空文庫
作例 · 標準
大学のキャンパスに植えられた大きなヒマラヤ杉が、心地よい木陰を作っている。
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ヒマラヤ杉の松ぼっくりはバラの花のような形をしており、シダーローズと呼ばれる。
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「ねえ、このヒマラヤ杉、クリスマスのツリーにしたら素敵じゃない?」
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