食らわせる
くらわせる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to make someone eat
文例 · 用例
聞こえたと思うやその刹那、ホームズが寝台から飛び上がり、マッチを擦り、引き綱に手の杖で一閃を食らわせる。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
その話の中で、「山椒魚を殺すには、すりこぎで頭部に一撃を食らわせるんですが、断末魔に、キューと悲鳴をあげる。
— 北大路魯山人 『山椒魚』 青空文庫
「奴等が入って来たら、こいつで、眼つぶしを食らわせるんじゃぞ」「六ゾロの源」が、金五郎に悟られないように、小声で、指示をする。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
独逸語の訳読をやらされるときなど、いきなり三頁位先の方を読み出して、皆んなを面くらわせることもある。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
それこそは青春のかえがたい贈物である知識欲や成長への欲望、よりよい生活へ憧れるみずみずしい心の動きは、現実にぶつかって、一つ一つその強さを試みられているわけだが、その現実は、青春の思いや人間の成長をねがう善意に対して、何と荒っぽい容赦ない体当りをしばしばくらわせることだろう。
— 宮本百合子 『ものわかりよさ』 青空文庫
横面に平手うちをくらわせるような気持でミサ子はさっと紙をつきつけた。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
それがすむと、アゴを狙ってアッパーカットをポンポンポンと五ツ六ツくらわせる。
— 坂口安吾 『ニューフェイス』 青空文庫
「一八二五年、田舎にいたプーシュキンがルクレチアをよみかえして、この『あまり上出来』ならぬ史詩が『例の小さな原因から重大な結果が生じる云々という月並なお説教が』万一あのときにルクレチアの脳裡にタルクィニウスの頬ぺたに平手うちをくらわせるという考えが浮んだらどうなるだろう?
— 一九四八年(昭和二十三年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
幼い妹の口元に、離乳食を一口ずつ丁寧に食らわせる母の姿は、とても優しげに見えた。
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飼い犬に好物のジャーキーを食らわせると、しっぽを激しく振って家中を駆け回った。
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「ほら、美味しいから食べてごらん」と言いながら、自慢の手作りケーキを友人に食らわせた。
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標準
to deal (a blow)
作例 · 標準
無礼な態度をとる相手に対し、我慢の限界を超えた彼は渾身の右ストレートを食らわせた。
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決定的なチャンスで、フォワードの選手が強烈なミドルシュートをゴールネットに食らわせた。
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汚職に手を染めた政治家に対し、有権者は選挙という形で厳しい審判を食らわせた。
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