真っ二つ
まっぷたつ
名詞
標準
in two equal parts
文例 · 用例
法螺と笛の名手、三好清海入道が笛を吹くと、大小無数の猿が集ったので、まず幸村自身が射たところ、幸村の矢は意外にも獲物に届かぬ先に、真っ二つに折れてしまった。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
八太郎は西瓜を真っ二つにして、さらにその中を探ってみると、幾すじかの髪の毛が発見された。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
最初から辻斬りのつもりで通行の人を待っていたのか、あるいは一時の出来ごころか、いずれにしても彼が兜をかぶっていたのが禍いのもとで、斬る方からいえば兜の天辺から真っ二つに斬ってみたいという注文であったらしい。
— 岡本綺堂 『兜』 青空文庫
これをかぶっていた為にあぶなく真っ二つにされるところでした。
— 岡本綺堂 『兜』 青空文庫
兜をかぶっていたのが仕合せで、善吉のように引っかかえていたら、やっぱり真っ二つにされてしまったかも知れないところでした。
— 岡本綺堂 『兜』 青空文庫
――巨大な壁が真っ二つに崩れ落ちるのを見たとき、私の頭はぐらぐらとした。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
そんなオレにとって、父と母が別れるという事件は、自分が真っ二つに引き裂かれる痛みを伴った一大衝撃だった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
「何、大切の皿を損じた……」「腰元の菊めがあやまちで、真っ二つに打割りました」「菊を呼べ」 呼び出されてお菊は奥へ行った。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
スイカを大きな包丁で真っ二つに割り、キンキンに冷えた中身をみんなで分けた。
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その法案を巡って、与党内でも賛成派と反対派の意見が真っ二つに分かれている。
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地震の影響で、地面に真っ二つの大きな亀裂が入り、道路が通行不能になってしまった。
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