売買い
ばいかい異読 バイカイ
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標準
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文例 · 用例
抜荷というのは今でいう密貿易品のことで、翡翠、水晶、その他の宝玉の類、緞子、繻珍、羅紗なぞいう呉服物、その他禁制品の阿片なぞいうものを、密かに売買いするのであったが、その当時は吉宗将軍以後の御政道の弛みかけていた時分の事だったので、面白いほど儲かった。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
思想的に日本よりもはるかに広く思われる露西亜、政治上の最高権威者が労働者と一緒に淫売買いに行く国、婦人子供国有論が生れる国――そんな国にあこがれているために日本の社会から虐げられている青白い若い男……そんな男は小説を読む淫売なぞに特にもてはやされることをその息子は知っている。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
」「それはこの中請地村の長兵衛という松師に頼まれて、庭木戸の額を書いてやった返礼に貰ったのだが、売買いにしたらなかなか吾輩の手に這入る品ではあるまい。
— 永井荷風 『散柳窓夕栄』 青空文庫
大根河岸は、露を載せた野菜の荷足とその場で売買いする市場とで、ようやく喧嘩のようにざわめき出していた。
— 宙に浮く屍骸 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
一|色というところから板橋というところまで、一里ほどの道の両側に隙間もなく棚を張り、唐の器物やら葡萄牙の珍品やら、山と積みあげて売買いしている。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
俺たちの間では、淫売買いを何も恥ずべきこととはしていなかった。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
たとえ相手がど淫売だろうとなんだろうと、情熱を傾けての淫売買いは自我の拡充だ。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
淫売買いから格があがって、女郎買いになったのだ。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
作例 · 標準
大口の売買い注文が入り、株価が大きく変動した。
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証券会社は、顧客の売買いを正確に処理する必要がある。
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彼はデイトレードで頻繁に売買いを繰り返している。
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