露満
ろまん
名詞
標準
Russia and Manchuria
文例 · 用例
『ほら、旦那のこゝに、白い条が額にあるでせう、皆さんも御覧よ、これが露満国境なの、髪の毛のある方は森でロシヤだわ、顔の方は満洲国でせう、耳の方が蒙古でせう』 雛太は客の額を、可愛い指でつゝきまはした。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
『もうよいよい、白状する、いかにもわしは露満国境から帰つてきた許りぢやでな、帽子の日焼がまだとれんで、すぐ○○と判りをるわいハハハハ―』 客と芸妓達は笑ふのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
今頃はモウ露満国境の守備兵が動き出しているだろう」 中学生が光栄に酔うたように顔を真赤にして紅茶を啜った。
— 夢野久作 『人間レコード』 青空文庫
あこがるるが如きろまんちつしゆの曲節。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
日は豹の斑のようにところまんだら地面へ落ちていた。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
なぜなら、人はそっくりろまんす中の人物となって魅縛的なここの敷石に立つ――と言われているほど、それほど、じっさいチャアリング・クロスを昼夜上下に押しかえす通行人は、ロンドンの他のどの町をとおる人ともちがって、いぎりす人らしくない一種ぼへみあんな理解に溶けあっているように思われる。
— 黄と白の群像 『踊る地平線』 青空文庫
闘牛士を追っかける|踊り子なんか、あの人の髷っぷりが耐らなく憎らしいとか何とか――まあ、その間いろいろとろまんすがあるわけだが、じっさい、西班牙における闘牛士の地位は日本の力士に似ていて、みんなそれぞれにパトロンがあり、なかには、名士富豪にくっ付いて廻って酒席に侍したりする幇間的なのもすくなくない。
— 血と砂の接吻 『踊る地平線』 青空文庫
常に狃れないだけに、剣といへば、ろまんちっくな、而も潔白な感動の催すことが、屡だつたと思はれる。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代の地図には、露満国境地帯が詳細に描かれている。
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祖父は若い頃、露満をまたにかける貿易商として活躍していた。
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日露戦争は、露満地域における両国の利権争いが原因の一つとなった。
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