貴賤貧富
きせんひんぷ
名詞
標準
high and low, and rich and poor
文例 · 用例
常時非常時に拘らず、貴賤貧富を問わず、私たちの生活態度は斯くあるべきであり斯くあらざるを得ない。
— 種田山頭火 『物を大切にする心』 青空文庫
貴賤貧富の別が無いんだ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
あたかも死に対しては貴賤貧富を論ぜず、すべての人間が平等であるように。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
往生のためには他の善は要なく、念仏で足りるとすれば、すべての念仏者は、僧俗を分たず、貴賤貧富を論ぜず、平等でなければならぬ。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
若し平八郎が、人に貴賤貧富の別のあるのは自然の結果だから、成行の儘に放任するが好いと、個人主義的に考へたら、暴動は起さなかつただらう。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
私の性質は人に附合いして愛憎のない積りで、貴賤貧富、君子も小人も平等一様、芸妓に逢うても女郎を見ても塵も埃も之を見て何とも思わぬ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
一 前条は学問と言う可き程のことにあらず、貴賤貧富に論なく女子教育の通則として、扨学問の教育に至りては女子も男子も相違あることなし。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
ひとり私塾においては、遠近の人|相集り、その交際ただ読書の一事のみにて他に関係なければ、たがいにその貴賤貧富を論ずるにいとまあらず。
— 福沢諭吉 『学校の説』 青空文庫
作例 · 標準
「死の前では、貴賤貧富に関わらず、全ての人間が平等に土へと還るのだ。」
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彼の説法は、貴賤貧富を問わず多くの人々の心に響き、救いを与えるものとして広まっていった。
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「世の中、貴賤貧富の差はあるけれど、幸せを感じる心に違いはないはずだよ。」
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