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雲形

うんけい異読 くもがた
名詞
1
標準
cloud formation
文例 · 用例
空には、晴れた空の一部分に黒い濃い雲形定規のやうな雲があつて、一寸欠け初めたばかりの月が、みえたり隠くれたり、可なり威勢よく渡れ亙つてゆくのが見られた。
中原中也 古本屋 青空文庫
白い安西洋紙で張りつめた天井には鼠の尿ででもあるのか、雲形の汚染がところどころにできている。
有島武郎 星座 青空文庫
兎角するうちに半紙八つ切りの料の紙、小さく折られたるが雲形塗のお盆の上に堆たかくなりぬ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
小袖と言ふのは、此れこそ見よがしで、嘗て将軍家より拝領の、黄なる地の綾に、雲形を萌葱で織出し、白糸を以て葵の紋着。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
これらの彫刻は掛かりの方から下絵が出ているので、そうむずかしく意匠することも入らず、得手々々に彫刻して雲形の透かしに配置したものです。
皇居御造営の事、鏡縁、欄間を彫ったはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
雲形定木の面白さも何となく物足りぬ。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
フランスの下界は整然とした方形の群団だが、イギリスの下界は雲形だ。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
その顔が始終目について気になっていけないので、今度は右向きに横に寐ると、襖にある雲形の模様が天狗の顔に見える。
正岡子規 ランプの影 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
cloud-shaped
作例 · 標準
例句
ウィキペディア

雲形(うんけい)とは、雲をその形状により分類したものである。雲級(うんきゅう)ともいう。

出典: 雲形 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0