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国文

こくぶん
名詞
1
標準
national literature
文例 · 用例
それは恰度、音楽に鈍感な女の人が、オーケストラを聴いてゐて、フリュートなぞが単独に吹奏される部分でだけ、音そのものの物理的な快味にだけ感じ入るのに似てゐて、私は明治以降の殆んど全ての文学者が、外国文学の作品を読む時も、そんなやうなものであつたと云つても、強ち過言とは思はないのである。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
日本文学にしろ外国文学にしろ、その作品の「流れ」の諦視、「持続ぶり」「終始ぶり」の諦視、さてはフォルムに就いての理念、その涵養が今日我々の緊急事である。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
翻訳の不可能は、もつと広く、根本的の問題としては、必ずしも詩ばかりでなく、文学一般に関係し、さらに尚ほ本質的には、外国文化の移植そのことに関係して来る。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
国文化の輸入に於て、翻訳が絶対に不可能のこと、実には「翻案」しか有り得ないこと、そして結局、すべての外国文化の輸入は、国民自身の主観的な「創作」に過ぎないことは、以上の一例によつても解るのである。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
国枠主義者の観念は、すべての輸入した外国文化を、無理にこじつけて、不自然に創作しようと努力する。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
これに反して、進歩的インタナショナルの人々は、外国文化を出来るだけ忠実に、原作の通りに翻訳しようと意志するのである。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
しかし龍麿の『奥山路』については大体の性質が解ったものですから、言語学会とか、国学院大学の国語学会で紹介したこともありますが、『帝国文学』に始めて「国語仮名遣研究史上の一発見」という題で大正六年の十一月号に書いたのであります。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
しかしこれは大正六年のことで、当時国語国文学の研究ということは非常に衰えておった時分でありまして、別に注目する人もなかったと思います。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
作例 · 標準
彼女は古文や漢文に興味を持ち、将来は国文の教員になりたいと考えている。
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現代の文章だけでなく、古典的な国文の美しさを理解することは、日本文化を知る第一歩だ。
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図書館の国文コーナーには、平安時代から現代までの膨大な文学作品が並んでいる。
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