過差
かさ
名詞
標準
文例 · 用例
さう言ふ、過差・豪華な生活を楽しんだ一部の者の姿は、亦彼等の、世間に大手を振つてあるいた、ありの儘でもあつた。
— 折口信夫 『「さうや さかいに」』 青空文庫
石州の案出したと伝へる茶席・茶庭を見ても、やはり相当に、豪華過差の感を受ける。
— 折口信夫 『文芸の力 時代の力』 青空文庫
茶の精神の中から、此豪華にして過差なるものを認めることの出来ぬ、人ばかりでもあるまいと思ふが、どうだらう。
— 折口信夫 『文芸の力 時代の力』 青空文庫
奏、祭間庁下部装束過差事、可制止色々、金銀錦紅打衣、如鏡鈴風流之類也。
— 喜田貞吉 『放免考』 青空文庫
庁下部装束、過差皆従停止。
— 喜田貞吉 『放免考』 青空文庫
又風流過差之制同于当色。
— 喜田貞吉 『放免考』 青空文庫
かくて兼好法師の頃には、「年を送りて過差殊の外になりて、万の重きものを多くつけて、左右の袖を人に持たせて、自らは鉾をだにも持たず、息つぎ苦しむ有様いと見苦し」と批評せられるまでになったのだ。
— 喜田貞吉 『放免考』 青空文庫