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特恵

とっけい
名詞名詞-の形容詞
1
標準
preferential treatment
文例 · 用例
浦塩における日本の商売が盛んに発展しつつあるは畢竟醜業婦の背後に隠れて活動する結果であるから、この特恵に乗じていよいよ益々多数の醜業婦を輸出するは取も直さず益々日本の商業を振う所以である、というのがその頃しばしば二葉亭に力説された醜業婦論であった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
年中緊張して、笑う間にさえ尚心にゆとりを与えない彼女等の生活は、東洋人に特恵である直覚と対立した時、思わずも微笑させる余裕を作ります。
宮本百合子 C先生への手紙 青空文庫
より広大なというのは、、他の諸国民の財貨が排斥されまたはより重い関税を賦課されていて、彼らからより多量を購買するからであり、より有利なというのは、特恵国の商人はそこで一種の独占を享受していて、しばしばその財貨を、すべての他の国の自由競争に曝される場合よりもより高い価格で販売するからである。
PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 経済学及び課税の諸原理 青空文庫
かくて貿易が完全に自由である時には、英国が通商条約によって特恵を得ている時よりも、英国貨物と交換に、より少量の葡萄酒が輸入されるからである。
PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 経済学及び課税の諸原理 青空文庫
――ところで、この会社の何よりの特権は水利の特許であって、政府の低利資金を借りた上に事業施設上のこうした特恵条件があり、従って発電所の建設費も安上りで、料金安によるお得意も普通より多くなるわけだ。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
病人は特恵的な地位のあることから多くの義務を免れている。
Civilization And Disease (1943) 文明と病気 青空文庫
病人の特恵地位が明らかになるにつれて生存競争から逃れ病気の状態に逃げ込む傾向が明白であった。
Civilization And Disease (1943) 文明と病気 青空文庫
病気のふりをしたりつくりだしあるいは長引かせることで義務を逃れる人は誰でも病人に許された特恵的な地位を得たいために元来したのであるがそれを病的状態を基礎にして行っている。
Civilization And Disease (1943) 文明と病気 青空文庫