自刃
じじん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
suicide by the sword
文例 · 用例
そして、戦敗れ、自刃する際に臨んで「七度この世に生れて君恩に報いん」とさえ誓っております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
その「どいまつ」は後に七人程人を殺して、某という老人の介錯で自刃したとのことであった。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
安政元年に竜池父子の贔屓にした八代目団十郎が自刃した。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
また八代目が自刃した後、権十郎の実父七代目団十郎の寿海老人が江戸に還っていたので、香以はこれをも贔屓にした。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
島子の一戦に寺沢勢を敗走せしめ、本戸まで追撃して、ついに大将藤兵衛を、乱軍の中に自刃せしめた。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
藤右衛門は、本戸の役に自刃した藤兵衛の子であるから仇討ちをしたわけになる。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
大野治長は千姫を脱出せしめて、秀頼母子の助命を請うたが、その効なく、東軍は秀頼の籠る山里|曲輪を目がけて砲撃したから、翌五月八日、遂に秀頼淀君と共に自刃し、治長、速水守久、毛利勝永、大蔵卿等之に殉じた。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
一子大助は、城中において、秀頼公の最期間近く自刃して果て、父の言葉に従った。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
作例 · 標準
武士は、切腹により自刃した。
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敗北を潔しとしなかった彼は、敵の捕虜となる前に自刃を選んだ。
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「もうダメだ…お城が落ちる前に、ここで自刃するしかない…」と兵士は呟いた。
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