し放題
しほうだい
形容動詞名詞
標準
having one's own way
文例 · 用例
「早く……早く行って助けて下さい……あすこだ、あすこだ」 私は、涙を流し放題に流して、地だんだをふまないばかりにせき立てて、震える手をのばして妹の頭がちょっぴり水の上に浮んでいる方を指しました。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
何でも、あるがままがよいとして、食べたい放題、遊び放題、無理の言いたい放題、不義理のし放題――それを、また世間でも、磊落だとか無邪気だとか言って買い被り、苦笑しながらも黙って見ているようなことがあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
そのころのこと、戸籍調べの四十に近い、痩せて小柄のお巡りが玄関で、帳簿の私の名前と、それから無精髯のばし放題の私の顔とを、つくづく見比べ、おや、あなたは……のお坊ちゃんじゃございませんか?
— 太宰治 『黄金風景』 青空文庫
右手の一方は甥の若いのが遣り放し、散らかし放題だが、まだその方へ入ってくれればよかったものをと、さながら遁出したあとの城を、乗取られたようなありさまで。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
勝手気儘のし放題で、宿屋仲間の公徳を蹂躙する。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
同乗者はスタンガスンの妻が二人と、わがままし放題の子どもが一人。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
半七 野郎共が大勢ごろごろしていて男世帯も同様ですから、家のなかは散らかし放題、一向にだらしがございません。
— 岡本綺堂 『勘平の死』 青空文庫
マイクロソフトのビル・ゲイツはユーザーによるベーシックの勝手なコピーを強く非難し、誕生したばかりのソフトウエアベンダーの中には一般向けに売ったりすればコピーのし放題でとても商売にはならないと考える者もいた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
今日はダイエットを忘れて、好きなものを食べ放題、遊び放題だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夏休みは宿題を気にせず、ゲームをし放題だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼はいつも好き勝手し放題で、周りに迷惑をかける。
幻辭AI · gemini-2.5-flash