暇潰し
ひまつぶし
名詞
標準
文例 · 用例
實際、私は整頓とか、整理とか、掃除とか、片附け事とか云ふ事には殆ど興奮さへ覺へて骨身を惜しまない人間で、普通の詞で云へば、綺麗好きとか、潔癖とか云ふのらしいが、どうも聊か病的で、下らぬ暇潰しになつて仕方がない。
— 南部修太郎 『自分の變態心理的經驗』 青空文庫
」「旦那等ほだからって、鶏を飼ったのが、儲けになんねえでも、暇潰しになって運動になればいいんでごあすべから。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
この場合の様な、誰が見たつて、不都合としか思はれない事件に会議をするのは暇潰しだ。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
大方狭い田舎で退屈だから、暇潰しにやる仕事なんだらう。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
昔し叔父の家で、是と同じ事を遣らせられた時は、暇潰しの慰みとして、不愉快どころか却つて面白かつた記憶さへあるのに、今ぢや此位な仕事より外にする能力のないものと、強いて周圍から諦めさせられた樣な氣がして、縁側の寒いのが猶のこと癪に觸つた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
この場合のような、誰が見たって、不都合としか思われない事件に会議をするのは暇潰しだ。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
大方|狭い田舎で退屈だから、暇潰しにやる仕事なんだろう。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
純一は拊石の物などは、多少興味を持って読んだことがあるが、鴎村の物では、アンデルセンの飜訳だけを見て、こんなつまらない作を、よくも暇潰しに訳したものだと思ったきり、この人に対して何の興味をも持っていないから、会話に耳を傾けないで、独りで勝手な事を思っていた。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
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暇潰し(ひまつぶし)とは、時間的余裕が生じた際などに、本来要求されていない行為・作業などを実施することによって時間を消費する代替行為の一つ。
出典: 暇潰し — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0