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気の小さい

きのちいさい
表現形容詞
1
標準
timid
文例 · 用例
「だつてね、太つたくせに顔の陰が尖るつて質の女は一度ツンとすると其の後はもう理由もなしにツンとし通すものだから……」「こいつ大した苦労性だな、気の小さい……」 夕方行くとS子は最も他人行儀を示した。
中原中也 分らないもの 青空文庫
桐よりも、ずっと背が高いのにせんだんの気の小さいポチポチ花。
岡本かの子 五月の朝の花 青空文庫
歌女寿もだんだんに酔いがまわって来て、婿になれというのか亭主になれというのか、訳の判らないようなことを媚かしい素振りで云い出したので、気の小さい弥三郎は顫えるほどに驚いて、一生懸命に振り切って逃げて帰った。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
その話を聞いて気の小さい千次郎はおびえた。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
気の小さい維新前の者は得て巡的をこわがるやつよ。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
鶴原の子爵様というのは元来、お家柄自慢の気の小さい人で、なかなかお嫁さんが定まらないために三十まで独身でいた位だったそうだが、その前の年の暮にチョットした用事で大阪へ行くと、世間でいう魔がさしたとでもいうのだろう。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
…… もともと気の小さい、懐育ちのお坊ちゃんなんだから、遊蕩も駄々で可かったんだけれど、それだけにまた自棄になっちゃ乱暴さが堪らないんだもの。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」(フランソワ・ヴィヨン) むかし、フランソワ・ヴィヨンという、巴里生まれの気の小さい、弱い男が、「ああ、残念!
太宰治 乞食学生 青空文庫
作例 · 標準
彼は気の小さい性格だから、大勢の前で話すのは苦手なんだ。
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気の小さい犬だけど、一度懐くととても忠実で可愛いよ。
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あの気の小さい子に、もっと自信を持たせてあげたいな。
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ちょっとした物音にもビクッとする彼は、本当に気の小さい人だ。
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気の小さい(きのちいさい) — 幻辞.com