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弥増さる

いやまさる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
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文例 · 用例
いはぬはいふにいやまさると申こと御つたへ可被下候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
そうしたときでも、いつもあなたには逢いたいような、逢いたくないような気持が、例えば、『逢わぬは逢うにいやまさる』といった都々逸の文句のように錯綜して、あなたを慕っていたのです。
田中英光 オリンポスの果実 青空文庫
母様のおことばなれど、いかなる過去の因縁やら、俊徳様のおんことは、寝た間も忘れず恋ひこがれ、思ひあまつてうちつけに、言うても親子の道を立て、つれない返事堅い程尚いやまさる恋の淵。
折口信夫 玉手御前の恋 青空文庫
わが伯龍の、無言の動作は、云はぬは云ふにいやまさる、かうした人情本の仇夢を、いと媚めかしく私たちに覗かせて呉れた。
正岡容 吉原百人斬 青空文庫
ある夜風朝風に、私たちの手から蕾のままに失われていった可憐の宝玉も、いやまさる恵みの庭に成長し咲きいでていることを、またこの信念が私たちに証してくれることができると思う。
羽仁もと子 最も楽しい事業 青空文庫
しかし、人目については困るので何|喰わぬ顔で拾い上げ、ふところに入れたが、こうまでされても、いやそれだから一層思いがいやまさるばかり、もう一度戻ってくると、たまずさを今は手にだに取らじとや  さこそ心に思い捨つとも と書いて投げ入れた。
第六巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
四たび猛將奮然と鬼神の如く進むとき、凄く叫びてアポローン羽ある言句宣んし曰ふ、 705『退け、汝、神の裔、パトロクロスよ、豪勇のトロイア都城、槍とりて落すは汝の命ならず、汝の勇にいやまさるアキルリュウスも能くし得ず。
ILIAS イーリアス 青空文庫
益※このありがたさは痛切であって、恐らく私が年をとり生活の波浪を凌ぐこと深ければ深いほど、いやまさる感謝と思われます。
一九三八年(昭和十三年) 獄中への手紙 青空文庫
作例 · 標準
旅行の日が近づくにつれて、彼女への期待が弥増さる
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故郷を離れて久しく、両親に会いたいという思いが弥増さるばかりだ。
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夜が更けるとともに、祭りの熱気は弥増さっていった。
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弥増さる(いやまさる) — 幻辞.com