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黄鉞

おうえつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
革命軍の鋭鋒、当るべからざるを聞ける宗盛は、是に於て、舞楽の名手、五月人形の大将軍右近衛中将平維盛を主将とせる、有力なる征北軍を組織し、白旄黄鉞、粛々として、怒濤の如く来り迫る革命軍を、討たしめたり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
式場に三重の壇を築き、五方に旗を立てて、白旄、黄鉞、兵符、印綬などを捧持する諸将の整列する中を、袁紹は衣冠をととのえ、剣を佩いて壇にのぼり、「赤誠の大盟ここになる。
群星の巻 三国志 青空文庫
中にも白旄黄鉞の燦々たる親衛兵にかこまれている白馬金鞍の大将こそ、すなわち曹操その人であろう、青羅の傘蓋は珠玉の冠のうえに高々と揺らいで、威風天地の色を奪うばかりだった。
赤壁の巻 三国志 青空文庫
そのすさまじさに、曹操の周囲を守っていた者どもは、思わず傘蓋を取り落したり、白旄黄鉞などの儀容を崩して、あッとふるえおののいた。
赤壁の巻 三国志 青空文庫
その大船の艫には、「帥」の字を大きく書いた旗を立て、弩千張と黄鉞銀鎗を舷側にたてならべ、彼は将台に坐し、水陸の諸大将すべて一船に集まって、旺なる江上の宴を催した。
赤壁の巻 三国志 青空文庫
こうした祭壇の下にはまた、旌旗、宝蓋、大戟、長槍、白旄、黄鉞、朱旛などを持った兵士二十四人が、魔を寄せつけじと護衛に立つなど――何にしてもこれは途方もない大形な行事であった。
赤壁の巻 三国志 青空文庫
帝座のあたりを守る白旄黄鉞、また黄羅の傘蓋まで、ことごとく凍って、水晶の珠簾が揺ぎ進むようだった。
出師の巻 三国志 青空文庫
そして呉王孫権手ずから剣を授け、また白旄、黄鉞、印綬、兵符などすべてを委して、「いま足下を封じて大都督|護軍鎮西将軍とし、拝して婁侯の称を贈る。
出師の巻 三国志 青空文庫