驕楽
驕楽
名詞
標準
文例 · 用例
頬に胸にああ息づまる驕楽の飛沫ふつふつ抱擁に人死ぬにほひ、血も肉もわななきふるふ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
縦しや、また花の館に恋ごもれ、君が驕楽琅※の室屋、早や飽きぬ、火炎の正眼、肉の笑、蜜の接吻、絵も香も髪も律呂も宝玉も晴衣も酒もあくどしや、今こそ憎め。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
うらわかき苑の無花果、驕樂の時のすさびに、かなしびは胸にはらみて、無祥兒の蠹を産みぬ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
そを見れば壽も虧けず、日も朽ちぬ驕樂の宮。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
)さてしも、王が前にして、『嗚呼|愛慾と、驕樂と、かの夜この身をさそひき』と、ひざまづきてぞ姫のいふ。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
(嗚呼うたかたや、 愛慾と、驕樂と。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
)姫はまたいふ、『水ぞこは水の少女の星月夜、日の驕樂は君にあれ、いざ』と、いひさし微笑みぬ。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫