ヒレ
ヒレ異読 フィレ・フィレー
名詞頻度ランク #23797 · 青空 59 例
標準
fillet
文例 · 用例
藍色の空には、白く光る雲が、糸のように流れているばかり…………崖の下には、真青く、真白く渦捲きどよめく波の間を、遊び戯れているフカの尻尾やヒレが、時々ヒラヒラと見えているだけです。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
蔵元屋の秘密が洩れてはならぬと存じて斬り棄ててくれようと存じたに……」 良助はその足下の庭石に両手を突いてヒレ伏した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
そこへ四十恰好の眼の鋭い、腕ッ節の強そうな刑事然たる人が羽織袴で面会に来て某名士氏の次の間にヒレ伏した。
— 夢野久作 『恐ろしい東京』 青空文庫
彼等の武器に使うものは現代の婦人の使う面紗に似て居り、または天平の婦人のヒレに似て居る一種の長絹である。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
……天麸羅のあとで、ヒレの大切れのすき焼は、なかなか、幕下でも、前頭でも、番附か逸話に名の出るほどの人物でなくてはあしらい兼ねる。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
瓜子(西瓜のたね) 烏秋(台湾烏) 赤嵌楼(蘭人の所謂プロヒレンチヤ城なり)蕃童蕃童は※仔を射る。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
瓜子(西瓜のたね)烏秋(臺灣烏)赤嵌樓(蘭人の所謂プロヒレンチヤ城なり)鴛鴦飛ぶ禽としも、幽かだに思ひかけずておろかさよ、こずゑの雪に鴛鴦のたつる羽音を觀しや君。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
しかし頭山翁は格別変った気色もなく、活動のスクリーンでも見てるような態度で、眼前の殺陣を眺めまわしていたが、そのうちにフト自分の傍に一人の舞妓がヒレ伏しているのに気が付くと、片手でその背中を撫でながら耳に口を寄せた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
ちょっと奮発して、レストランで牛ヒレのステーキをミディアムレアで注文した。
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「このヒレ肉、すごく柔らかくて口の中でとろけるね!」と彼女は目を輝かせた。
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スーパーの精肉コーナーで、ロースにするかヒレにするかしばらくの間悩んだ。
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